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2026年05月07日 17:25

図) OneGuideのデジタルガイド手術のシミュレーション画面

OSSTEM IMPLANTがデジタルデンティストリー分野の研究開発(R&D)投資を継続し、グローバル市場攻略を加速させている。毎年売上高の約11%をR&Dに投資し、技術競争力の強化に努めてきた。特にソフトウェア基盤技術の高度化とプラットフォーム開発に注力している。これを基盤として口腔内スキャナー、CT、ミリングマシン、3Dプリンターなどのデジタル機器とソフトウェアを有機的に連携させたデジタルワークフローを構築しながらグローバル市場で成果を拡大している。 

代表的なデジタルソリューションは、デジタルインプラントガイドシステム「OneGuide(ワンガイド)」である。2016年に発売されたOneGuideは、患者のCTデータを基にシミュレーション手術およびサージカルガイドの製作を支援するシステムであり、より正確かつ効率的なインプラント埋入を可能にする。 

今年で発売10周年を迎えたOneGuideは、グローバル累計36万件以上の臨床データを記録しており、現在は世界32カ国で販売されている。また無歯顎、上顎洞、狭小な骨幅の症例など多様な臨床ケースに対応可能な専用のKITシステムを備え、世界各国の臨床現場で活用の幅を広げている。 

さらに、平均3回程度のドリリングでインプラント埋入が可能で術式の利便性を向上させており、骨質の状態に応じて2~4回程度のドリリングで処置を行うことができる。優れた切削性能により治療時間を短縮しながらも安定したドリリングを実現することが特長であり、さまざまな臨床環境において、予知性のより高い埋入と術式効率を高められるよう設計されている。 

ひいてオステムインプラントは、OneGuideを中心として歯科診療の全過程をつなぐ「デジタルワークフロー(Digital Workflow)」の構築を加速させている。電子カルテおよび診断プログラムである「OneClick(ワンクリック)」、シミュレーション手術ソフトウェア「OneMS(ワンエムエス)」、高精度3Dプリンター「OneJet(ワンジェット)」などを有機的に連携させることで、診断から最終的な施術までに至るデジタルベースの診療プロセスの完成度を高めている。 

図) OneGuideデジタル教育セミナー現場

また、グローバル教育インフラも急速に拡大させている。オステムインプラントは、世界32の海外法人でデジタル教育プログラムを運営しており、ディーラー展開国を含めると約50カ国でOneGuideを活用したセミナーおよび教育プログラムを実施している。マスターコース、短期セミナー、ワンデイコースなどのカスタマイズ型プログラムを通じて、米国や欧州市場だけでなくCIS地域やインド、バングラデシュなどアジア地域においてもデジタル教育が活発に行われている。  

特に、実際の手術を見学できる「ライブサージェリー(Live Surgery)」やデジタルガイドサージェリーの実習教育を強化する半面、OSSTEM TVを活用したオンライン教育コンテンツも継続的に拡充している。これにより、世界各国の臨床現場におけるデジタルソリューションの活用度向上を図る計画である。 

オステムインプラントの関係者は「過去10年間にわたり蓄積してきたデジタルガイドサージェリーの経験と研究開発力を基盤に、デジタルデンティストリー分野における競争力を継続的に強化していく。」と述べ、「ソフトウェアとハードウェアを連携させた統合ソリューションを通じて、臨床効率と診療の利便性をさらに向上させていくつもりだ。」と明かした。